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樹木のお話し

樹木のお話し (よくある質問)

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樹木に関するご質問

梅雨の最中、アジサイが咲き始めました。アジサイの花後はどんな剪定というか手入れをどのような要領でしたらいいんでしょうか。
アジサイの剪定は、翌年の花芽がまだ花が咲いている内にも構成されるので(7月中)に行います。強い剪定をすると翌年に花が見られなくなるおそれがありますので、全体が大きくなりすぎたら、古い枝を間引いて小さくする。間引き方は切り取った後の空間の具合を考えて間引きます。翌年花を見るには、花の首から二対目の葉を残してカットします。比較的に伸びが良くて、地際から新しい茎がでるので新旧交代させるのも良いでしょう。ただし、古茎も残して置かないと翌年花が見られないので注意してください。

イワヒバを鉢に植えているのですが、葉の色が悪く褐色になってしまいます。毎日水はやっているのですが、イワヒバの育て方のポイントは何でしょうか?
イワヒバはシダの仲間で葉がヒバに似ているからその名前が付いたと言われております。
育て方のポイントとなんですが、元々シダ類なので、置き場所は、日差しが強すぎでは困るのですが、ある程度日当たりのよい場所が良いと思います。水やりに関しても、水の多い環境を好みます。今の時期には、表面が乾く前に、葉上からたっぷりと与え、水が十分位な状態を保ってあげましょう。しかし、冬の間は潅水をほとんどしないで越冬させるのが良いと思います。 又、肥料に関しても、生育環境から見まして固形よりも液状の肥料が良いかと思います。

イチジクとカキの剪定時期と、何処を切ったら一番良いのか教えていただきたくメールしました。いつもやみくもに切ってしまうので、とても良くなる時と全く楽しめない時があります。教えて下さい。
イチジクからお答えします。イチジクは品種によって若干剪定方法が異なります。6月~7月に実を付けるのを夏果、8~10月につけるのが秋果となります。剪定時期は葉の無い時期に行い、秋果の場合、前年に伸びた枝を元から2~3芽を残して剪定します。夏果の場合は、前年枝の先端付近に実ができるので、何本かは切らずに残す剪定を行うと良いと思います。
カキの剪定ですが、カキはその年の新しく伸びた枝の先に花芽を付けて、次の年、この花芽からさらに新しい枝が張りだして開花し、実が付きます。以上の実のなる特性を考え、剪定を行えばよろしいかと思います。ただし、弱い枝や強く伸びた徒長枝には実が付きませんので、その様なものは根元から切り取ります。カキの場合もやはり葉の無い時期に剪定を行います。花木や実のなる樹木ですと、その特性を十分に知っておかないとなりませんので、注意してくださいね。

家のシンボルツリーにしようとエニシダを買いました。最初に買ったエニシダはかなり大きくなりましたが、3年くらいで枯れてしまいました。普通なら冬でも葉がないのに夏の暑い時期に葉が茶色になり葉が落ちます。去年3本買ってきましたが、そのうち2本が枯れそうです。場所が悪いのかとも思いましたが同じ所には植えていません。日当たりも悪くなく朝晩も水をやっています。エニシダの特有の病気なのでしょうか?枯れない方法がありましたら教えて下さい。
エニシダにはたくさんの種類がありますが、ヒメエニシダについて特徴を申し上げます。ヒメエニシダは日当たりと水はけのよい土壌を好み、風通しの良い場所を好みます。ヒメエニシダはどうですかね(鉢植えですか?)。土の状態(水はけが良いか)はどうですか?朝晩お水をやっているそうで、やりすぎてはいませんか?やりすぎると根腐れ等起こすので、土が乾燥したら上げる程度にしましょう。あと考える事としまして、肥沃な土ではありませんか?、肥料は与えすぎていますとかえって生育を悪くしますので与えすぎなら、控えめにしましょう。又、移植を嫌うので、大きな鉢に植え替えするときは、根鉢を崩さないように植え、剪定をするなら花後すぐに行わなければなりません。

コブシの苗木を植えたのですが、後の管理が悪かったらしく枯れてしまいました。もう一度秋の終わりに植えてみようと思うのですが時期的にはいつ頃が適期なんでしょうか?植えた後の管理のポイントは何でしょうか?
コブシの植付けですね。落葉樹はこれからの季節は移植可能ですが、苗木等の事を考えますと、3~5月(適期)位が良いと思います。又、以前植付けたが枯れてしまったそうで、管理(みずやり)が悪かったか、もともと根が崩れて粗くなっていたかと思われますので、その点を注意していただければ多分大丈夫かと思います。コブシは痩せた土地でも良く生育しますので施肥はそれほど必要ないので、以上のポイントをふまえてもう一度トライしてみてくださいね。

サルスベリがありますが毎年暑くなってくると葉にアブラムシが付き、すす病になって困っています。いつもスミチオンを散布するか凄い時にはキンチョールを吹きかけて退治をするのですが、3日もすればどこからともなく集まってきます。長期にわたって効果のある薬剤がありましたら教えて下さい。
アブラムシが集まってすす病になり困っているそうですが、木酢液はどうでしょうか?よく炭を作る際、取れる液体で人体に影響はなく、植物等にもやさしいと思います。それをスプレー等に移し、散布しますと効果が見られると思います。
ホームセンター等で売っていますので一度試してみてください。

サルスベリを植えたいと思っているのですが我が家はとても狭く片側は川に接してます。家側から川までの庭の奥行きちょうど真ん中の地中に配水管(塩ビ管)が通っています。川の側面はコンクリートで固められています。家の基礎を含め、これらの物が木の根によって壊されたりヒビが入ることはありますか?アドバイスをお願いします。
よほどの大木やタケの根でない限り、家の基礎や配管などを壊す事はないと思います。根は樹木の大きさによって違います。街路樹などに良く植えられている樹木はそれなりに大きく、その樹木を支える為に根も太く大きくなります。その位ですと通路等も盛り上げてしまう事があります。それに対し庭に入る樹木は、それらに比べるとかなり小さなものになりますし樹木自体小さい為、根の太さも細い。その様に考えますと根も多少張りますが壊すまではいかないと思います。

東側にシャクナゲを植えましたが風が強く元気がありません。日当たりは良いのですが地に植えるのと鉢植えとではどちらが良いのでしょうか?又、育て方のアドバイスもお願いいます。
シャクナゲの育て方についてですが、今植えてある場所は太陽の日差しが少し当たりすぎかもしれません。シャクナゲの特性としまして半日陰(半日位の日陰)を好みますので、日差しを遮るよしず等を使って「西日」時に日陰を作ると良いとおもいます。もし大変でしたら鉢植えにして、その様な条件に合う場所において育てるのも一つの方法です。育て方のポイントとしまして、①適度な水遣り(やり過ぎない)、②花が終わりましたら花がら摘みを行う(翌年の花つきが良い)などです。

花屋さんの前を通ったらシャクヤクの苗が出ていました。今年は庭に植えたいと思ったのですが、いつ頃植えたらいいのでしょうか?こちらの土はまだ雪をかぶって凍っているのですが。
シャクヤクは同じボタン科でも冬枯れてしまう草類。庭植にも適していると思いますし、毎年株が大きくなって花数も増え美しいと思います。植付け時期についてですが、本来は9~12月の秋口位に行うとよいのですが今時期でも可能だと思います。しかしながら、寒冷地方の場合、厳冬期の間は少し待ったほうがいいかもしれません。(なるべく早い方がいいのですが)なぜ秋口が良いかといいますと、シャクヤクは冬季に根が伸び成長し、翌年に備えます。ですから大体この時期に植え付けが行われます。

シャクヤクの株を2株買ってきました。畑はまだ雪で土も凍ってますので温室に植えようかと思っています。出来れば外で咲かせたいので出来るだけ大きな鉢に植えて暖かくなったら土に下ろそうかと思うのですが無理でしょうか?温室の土に植えた方が良いでしょうか?
シャクヤクは移植を好まない種類。しかし鉢植えで育て、庭に下ろす程度でしたら根も痛みませんし、可能だと思います。(元々植えてある物を掘り起こし移植する訳ではないので)

ジャーマンアイリスやシランなどは秋に葉を切り詰めると聞きましたが、いつ頃どんな所を気を付けて切り詰めたらいいのでしょうか?グラジオラスも同じですか?
ジャーマンアイリスは秋から冬にかけて養分をため、翌年の開花に備えます。ご質問のきり方について、今位(秋)でいいと思います。ちょうど根から10cm程度で切り、葉を詰めるような感じで行ってください。又2~3年に1回は株分け等を行うと根にとって良いと思います。グラジオラスの管理としまして、葉が青い10月頃一度球根を一度掘り起こしましょう(毎年同じ場所ですと、病気等が発生してしまう恐れがあります)。掘り起こしましたら、半月程吊るしておき来年の植付けに備えましょう。

ソヨゴを購入し庭に植えましたが最近葉の一部が黄色く変色しています。枯れる前兆ですか?
タケノホソクロバですか。タケやササ等につき年2回ほど発生します。私も以前刺されたことがあり、突然の痛みと発疹のかゆさがあったと思います。一番はスミチオンなどの殺虫剤を散布するのがよろしいのですが、アレルギーの子供さんが近くにいるそうで、切り倒すのがいいのかもしれません(何かあってからは遅いですから)。ですけど、その際には間違ってもケムシには触らないように。

庭隅の小さな竹薮にケムシ(タケノホソクロバ)が大量発生。隣の家へも飛んでいるようなのです。駆除の方法が分からないのですが薬剤噴霧はどうしたら良いのでしょうか?しかし近所には小さな子供もいて苦情を受けそうなのですが、いっその事切ってしまおうかと思うのですが・・・ケムシの付いた切った竹の処理、燃やせば煙の苦情もありそうだし困っています。
タケノホソクロバですか。タケやササ等につき年2回ほど発生します。私も以前刺されたことがあり、突然の痛みと発疹のかゆさがあったと思います。一番はスミチオンなどの殺虫剤を散布するのがよろしいのですが、アレルギーの子供さんが近くにいるそうで、切り倒すのがいいのかもしれません(何かあってからは遅いですから)。ですけど、その際には間違ってもケムシには触らないように。

竹薮があるのですが(孟宗竹ではなく太さ2~3cmの細い竹なんですが)周囲にどんどん広がっていき困っています。出てきた竹は切っているのですが竹薮の手入れはどの様に考えてやったらよろしいのでしょうか?伸びていく根を切るのも大変で、ほとんど放置状態です。
竹はそのまま放置してしておくと、いくらでも根を伸ばし増えていってしまいます。いい方法としまして根がこれ以上伸びないよう周囲(地中)を波板などで覆ってしまうことです。これにより周囲に伸びることなく生育できるとおもいます。又手入れにつきましては混んでいる所を透かし、枯れた竹などを取り除くだけでかなりスッキリするので試してください。

12月にハナミズキを植えました。昨年は花が咲いたのですが、今年は2つ咲いただけでした。原因が分かりません。剪定が必要なのでしょうか?
ハナミズキの花が咲かないとの事ですが、植えられている場所はどうでしょうか?日照不足ですと花が付きにくくなりますので、その場合ですと日の当たる場所へと移動させてあげてください(西日が当たり過ぎない場所が良いです)もう一つ考えられる原因としまして,栄養不足の状態です。その場合はリン酸(花などに効く成分)系肥料を適量根元にあげてください。花が咲かない1番に原因は花芽が形成してからの剪定(8月以降)が多いので、その事も頭に入れて置いてください。

1年前にヒメシャラを植えました。夏に花が咲くものだと思っていたのですが2~3個咲いただけでした。夏前は白い波打った感じの虫のような物が付いており見つけては取っていたのですが今は見かけません。ヒメシャラは紅葉すると聞いていたのですが紅葉ではなく葉っぱの先が枯れてきているようです。
花が良く咲かなかった事についてですが、以前剪定された事はありますか?花芽は開花後すぐに持ちます。剪定時期としましては11月~3月までの冬場が適期ですが、その際花芽を数多く剪定しますと少なくなる原因となりますので、軽め(枝を軽く抜く程度)の剪定で良いかと思います。又、虫がいたそうで、ヒメシャラはツバキ科でツバキなどに良く付くチャドクガが付く時があります。触ったり、抜けた毛などでもすぐにかぶれますので、見つけた際はすぐ消毒してください(箸みたいなので摘むも危険です。以前私はそれでかぶれました)。紅葉せず枯れたような感じになる場合は、日差しが強いものだと思います。ヒメシャラは強い日差しには弱い(西日が強い場合ですと特に)のでそれが原因です。完全に枯れてしまうことは無いと思いますが、生育が弱まってくるようでしたら植え替え(1日中日が当たるところを避ける)してみて下さい。

ベンジャミンにカイガラムシのようなものが付き歯ブラシで取って薬を散布しました。でも数日するとまた虫が付いてしまいます。夏頃から葉っぱがベトベトして、ふと見ると茶色く丸い物がたくさんついてネットで調べましたらカイガラムシと分かりました。薬を散布してから、また葉がベトベトしてきて葉っぱも落ちてきてます。もう駄目でしょうか?思い切って葉っぱを全部刈ってしまいたい位です。置いてある場所は日当たりの良い南側のリビングです。
薬剤は数多くあります(マラソン剤などのMEP剤)が、私達が良く利用しているのが木酢液です。木酢液は元々、炭等を作るさいに出る煙から取れる殺菌作用のある液(水虫などにも効きますよ)で、それらをカイガラムシに落としながら塗っていきます。効果ありますし自然にも優しいので試してください。又、葉っぱが落ちてきているそうですが、温度、湿度等の管理はどうですか?温度や湿度の急激な変化で落葉しやすいので(カイガラムシの影響とは考えにくい)、日当たりが良い所から別の場所に移してみたり、今まで暑かったですから潅水が少なかったりはありませんでしたか?これから冬なので季節的に手入れが違いますが、注意をしてあげれば改善できると思います。潅水は夏場に比べれば少なくなりますが、土の表面が乾いてから数日たってから水をやるようにします。(夏の場合ですと表面が乾いたら水をたっぷり与える)暖房器具等で空気が乾燥する場合は多湿を好む樹木なので霧吹き等で葉に水を与えてやります。寒さに弱いので温度管理に気をつける等です。

ミカンの葉が急に縮まり枯れているように見えます。南西の日当たりの良い所に植えてあり去年はすごくいきいきして美味しいミカンが生っていました。しかしミカンの木の周囲を去年コンクリートの駐車場を作りましたが、それが原因でしょうか?
柑橘系は移植困難ですが、太い根は切っいなければ問題は無いと思います。そう考えますと、根元周囲にコンクリートを打った事が原因で樹木の根の場合、枝先の真下辺りが根の先端と言われ、その部分から水分等の吸収を行いますので、水不足が一番考えられると思います。縮れた葉が自ら落ちるようでしたら、新芽が出てくる可能性が高いのです。枯れかかっている葉を全て手で落とし、葉からの水分の蒸散を防ぎ、根にも水分補給をしてあげてください。その際、園芸屋さんなどで売っているメネデールを幹、根などに散布すると効果があります。
又、駐車場のコンクリートを打った場合、その下に敷いてある砕石を通じPH障害(コンクリートは強アルカリ性。ちなみに植物はやや酸性を好みます)を起こしている場合がありますので、その場合は回復する可能性が高いです。

7,8m位になるモミジが2本芽吹いているのですが、隣の家に迷惑が掛かりそうな位に枝が伸びているので切りたいと思っています。何処から切って良いのか切ったいいのか?その切り口に薬を塗った方が良いのかそのままでも良いのか?又、夏になると虫(1,5cm位の卵。卵が孵るとカラフルな毛虫)がつきます。対処方法などを教えて下さい。
剪定を行う時期としまして、落葉直後の11月末位から2月中までです。しかしながら、これはあくまでも理想的な時期であり、今剪定を行っても大丈夫です。その際、注意する点としましては、自然樹形を崩さないよう整枝剪定を行う事が大切です。太い枝は途中で切り詰めず、細い枝が先端になる様な切り返しの方がよいと思います。残す枝がなく、どうしても切らなければいけない場合以外、モミジは切り返しが基本です。その場合、上を向いている枝を切り落とし、なるべく枝が下になるように剪定するのが大切です。途中で切り詰めましても枝は出ますが、そこからさらに強い枝が出てきますので、前にも言った様に枝はなるべく切り返し下向きな枝が残るように剪定するのが良いと思います。その時は切り口に防腐剤を塗りましょう。
又、夏になるとカラフルな毛虫が発生するとの事ですが、多分イラガだと思います。対処法としましてはホームセンターなどにも売っているスミチオンを薄めて散布すると効果的です。

4,5m位になるモミジの根っこから1m位のところに木のかすみたいなものがあります。皮をむくと、かすがたくさん出ますが虫は中にいるのでしょうか?
モミジの木に「こくず」の様な[かす]・・たぶんテッポウムシだと思われます。春から夏にかけてテッポウムシの幼虫が幹の中に入り食害し、大体の場合には、幹等に穴が開いて削りくずが落ちるので分かると思います。対処法としましては見つけた穴に薄めたスミチオンなどを注入してあげると効果的です。去年、お客さんのお庭にあるクマシデにも発生しましたが、以上の対処法で効きましたので、試してみてください。

5年半程前から自宅の庭にモミジの木を移植してもらいましたが、ほとんど大きさが変わらないというより全体的にしぼみ加減で小さくなってしまった感じです。有機肥料等なにか有効な手立てはありますでしょうか?肥料であれば何をあげればいいのでしょうか?
モミジが全体的にしぼみ加減との事で、はっきりとしたお答えは実際樹木を見てみないと言えないのですが(樹木の樹勢、枝葉の状態、樹齢、植えられている場所、土壌環境等で)、モミジの特性と考える事をお書きします。
元々モミジ自体は、なるべく西日の当たらない場所に植えてあげるのが良く、根元付近も下草などを植えて日光が直接当たらないようにしたいです。植えてある土壌については排水性、保水性が良い土壌を好みます。又、モミジは地植えであればそんなに肥料はいらないのですので、今有機系肥料をやりますとかえって秋の紅葉に影響が出るかもしれません。あげるのでしたら1~2月に行う寒肥を行いたいです。その際の肥料としましてもチッソ分(葉肥)を多く含んだ有機質肥料が良いと思います。

モミジの木(高さ3m位)を全体の2/3位に小さくしたいのですが一番太い幹から出ている最初の枝先位に切り詰めたいと思います。モミジのきは枝を切り詰めて小枝が出るものでしょうか?
モミジの美しさと同じく樹形も美しくやわらかい感じにしてあげたいもの。モミジも剪定する際それが重要になってきます。全体を抑えて切り詰めたいとの事ですが、なるべく途中で切り詰めず、細い枝が先端になる様な切り返しの方がよいと思います。残す枝がなく、どうしても切らなければいけない場合以外、モミジは切り返しが基本です。その場合、枝を元から切る時は上を向いている枝を切り落とし、なるべく枝が下になるように剪定するのが大切です。途中で切り詰めましても枝は出ますが、そこからさらに強い枝が出てきますので、前にも言った様に枝はなるべく切り返し下向きな枝が残るように剪定するのが良いと思います。
(切り返しとは枝を途中(切り詰め)で切らず、枝などの分岐している所で切る事を言います。)

古いモミジの木がありますが中が空洞になっています。空洞が埋まることはないと思いますが、どのような対処をすればいいのでしょうか?
樹木の空洞は樹齢が長いほど良く見られ、自然によるものや病気、害虫によって食べられてしまう等様々です。一度空洞になってしまったものは、元に戻る事はないと思います。以前は空洞にセメントやウレタンなどを詰め込んでいましたが大きな空洞には使われなくなってきており、最近ではキガタメール(樹木腐朽部再生注入剤)が使用されています。それを樹木の空洞部分に塗布しますと水や腐朽菌を防いでくれ、老木の腐廃進行を抑えてくれると思います。
詳しくはこちらをご覧ください→

ラベンダーの株がかなり大きくなったので株分けをしたいのですが、どうしたらいいでしょうか?小枝を切って苔で包んでおいたのですが1週間程して見たら切り口は黒く腐ったようになってしまったのですが。
水分と湿気で腐食してしまったかもしません。水苔で包む必要は無いと思います。普通に株分けを行い、その時だけ多めに水をあげてやる。土は水はけの良い土(今まで元気良く育っているのならその土でも良いです)しかし注意する事がありまして、ラベンダーは発芽前、植え替えで根付く前を除けば、基本的に水をやりすぎないことが大切です。容器で育てる場合は、土の表面が乾いてきたらやる程度に、庭植えの場合は、真夏の乾燥するとき以外、ほとんどやる必要が無いと思います。

リラ(ライラック)ですが6月頃に花を何とか付けるのですが、気が貧弱で情けなく今までほったらかしにしていたのですが、どんな手入れ、剪定をしたらいいのでしょうか?
元々ライラックは涼しく、乾燥した土地を好み、手入れ次第では花も良く咲きます。その剪定の仕方は、花芽は7~8月頃太い枝(充実した)の先端部付近に出る特性があります。剪定は、この開花(5月~6月)が終わってからすぐに行います。その際のポイントとしまして、枝は太くて短い枝を作るように切り落とし、枝数を少なくする事です。又、細い枝、からみ枝、日陰になる枝などは全て切り落とし強い剪定も行えます。このようにして花芽の出る時期に備え剪定を行い、来年の開花へつながるのです。

ロウバイの剪定時期を教えて下さい。
ロウバイの剪定の時期についてですが、花が咲き終わった3月に一度剪定を行うと良いです。それにより、新しい枝が伸び、その枝に花芽を付けますので、その頃に行います。その際新しく伸びた枝があまりにも込んでいるようでしたら7月ごろ適度な剪定(軽め)を行い樹形を整えます。

庭に植えてあるロウバイが夏の日焼けでほとんど葉が落ち2枚だけ残りました。そのうち新しい葉が出てきて安心していましたが最近になって又、全ての葉の先が茶色くなり始めてしまいました。まだ落葉には早いですし、どうしたら元気になってくれるのでしょうか?潅水は2日に1回、夕方にやっています。
ロウバイの葉が茶色くなり始めたとの事でどの位の程度か?分かりませんが、元々ロウバイは病虫害に強い木、病気や虫は考えにくいと思います。そこで考えられる原因としましては、①強い日差し(高温)による葉焼け②繰り返し水切れを起こしたと考えられます。以前も葉焼けを起こしてしまったので注意していたと思いますが、考えられるとしましたら以上の事だと思います。又、葉が茶色くなった枝も枯れてきていますか?(枝を折ってみて水分気があるか?それともないか?)水気があるようでしたら、まだロウバイは大丈夫だと思います。落葉樹は元々葉からの水分の蒸散が多い場合、葉を落とし蒸散を抑える習性がありますので、移植等を行った今年は特にそのような症状がでたと思います。

春ロウバイを植木屋さんに植えてもらいましたが場所が良くなく狭い為、剪定と植え替えを考えております。剪定方法と植え替え時期を教えて下さい。
ロウバイの移植時期についてですが、葉を落とす秋期もしくは、春先がよいと思います。しかし、ロウバイは元々、移植を嫌う種類。今年植え付けしたのでしたら、秋期の早めに行った方が良いと思います。その際は暖かな場所に植えるのがポイントです。又、剪定の時期と方法についてですが、花が咲き終わった3月に一度剪定を行うと良いです。それにより、新しい枝が伸び、その枝に花芽を付けますので、その頃に行います。その際新しく伸びた枝があまりにも込んでいるようでしたら7月ごろ適度な剪定(軽め)を行い樹形を整えます。

庭の隅に植えてあるヤマボウシが花をつけました。20年ほど前に植えたものですが、この所毎年木が大きくなるような気がして心配です。これまでほったらかしでしたがヤマボウシの手入れ、管理について教えて下さい。
落葉後の11~12月頃の剪定が良いと思います。その際の注意点としまして、①剪定前に枝が混んでいるところは軽く抜いておく②形を整えるわけですから、飛んでる枝を切る場合、なるべく枝が出ている所で先を切るようにする。そして、その残った枝で形を作っていく(形が堅くなるので刈り込みのように枝のブツ切りは避ける③その一部分だけを見ないで全体的に見るようにする(どうしてもその一部分で揃える意識が強いと全体の形が大きく崩れる)などです。又、脚立等で剪定を行っていくほうが木に登って剪定するよりも楽かと思われます。

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