イギリスの英国最古のオックスフォード大学アシュモリアン美術館の中に展示されている茶室周りの造園工事を行いました。ご依頼をお請けするにあたりまして、お施主様のご都合もありまして詳細は限られているのですが、今回は入り口の土間部分を深草仕上げの三和土(たたき)で仕上げました。最近ではめっきり少なくなった技法。後々後世にも伝えていかなければいけない物だと感じております。
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●美術館内部の展示パネルです。
●この茶室の前の土間部分を深草仕上げを行います。
●深草三和土(たたき)です。
●わざわざ京都の深草から空輸して搬入しました。土にニガリと水を入れて叩くのですが微妙な材料配分により表面の仕上がりも異なってきます。
●最近ではあまり見かけなくなった深草仕上げ。年月が経つとまた違った風合いが出てきて良いものです。
●こういった技法も後々後世にも伝えていかなければいけないものだと感じております。
●全体を撮影したものです。
●違うアングルから撮影したものです。このほかに様々な作業を行ったのですが、お施主様のご都合によりお見せすることが出来ません。
海外での作業はそんなに機会がありませんし、大変貴重な体験をさせて頂いたと感謝しております。