~「芽生え」〜命の生吹
「テーマ設定にあたり」
震災・・。変わり果てた大地に踏み立つと、もう足元には小さな命の息吹が聞こえる・・・。
そう植物達は失われたものたちが大地に残していった未来へのエネルギーを吸収しながら新たなる芽生え「命」が誕生しています。
その姿はまだ小さくか弱いが、それを支える根はしっかりと太く張りめぐらせ、これから新しい環境で生きていく形を模索しています。
これに呼応する形で私達人間も自然が再び放ち始めた自然エネルギーを借りながら復興の力として前へ前へと歩み始めていきます。
●庭園のデザインイメージです。
●今回の作庭スペースは1,5m×6,0mといった細長い敷地。
●東京のど真中、丸の内仲通り沿いの歩道スペースで大変貴重な場所です。
●背景の青枠は私達の住んでいる日本「限られたスペース」を表しています。
●破壊的イメージの倒木写真。表面にはコケを張り樹木内にはイロハモミジを植栽しました。
●それと相対するイメージの洗い出しオブジェ。イメージは「新たな生命」を表し、繭玉やお腹の胎児の形を意識してみました。
●別のアングル撮影してみました。手前に見える植栽は、ニューサイラン、ナデシコ、ダイアンサス、カルーナブルガリス等を植栽。
●黄葉イロハモミジの横にはネグンドカエデ、ニンジンボク等を植栽。
●オブジェ前には白玉石を敷き詰めました。
●違うアングルから撮影したものです。
●背景にはバラも植栽。
●イロハモミジ越しから撮影。